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2011/06/26

西武鉄道の今後を株主総会の議事録から考える


関東大手私鉄のうち、この記事を書いている段階で発表が無いのは京王電鉄と西武鉄道である。
ここ数年発表の無い京王はまだしも、昨年度まで律儀に公表していた、西武が今のところ、発表が無い。このまま、出てこない公算が強いが、そこで自分なりに考察する事にした。
と、言ってもなにも資料が無いのは心もとないので、を参考にする事にした。

ここには、23日の株主総会での質疑応答が書かれているが、いくつか重要な事が書かれているので、それを元に考察していきたいと思う。

まず、気になるのは今年度の車両の増備。30000系「スマイルトレイン」は2007(平成19)年から5年で120両(8両編成×12、6両編成・2両編成×3)を導入する事になっている。このうち、既に8両編成×9、2両編成×3が投入され、残りは8両編成と6両編成が3本ずつと言う事になるが、2011年度がその5年目にあたる。
今回の株主総会での西武側の回答は

「来年度までに120両導入する計画で、順調に進捗している。」

この「来年度」が2011年度なのか12年度なのかが分からないが、120両を導入すると言う事は変わらないようだ。だが、そもそも6両編成は製造するメリットがあるのか、というのは当初から言われていた。現状では国分寺線ぐらいしか使い道が無く、しかも3000系が6両編成に短縮されたことから、「30000系の6両編成はなくなった」とまで言われている。それとも、別形式を製造するのかとも考えたが、この「順調に進捗している」という文言がやや気にはなる。

次に「拝島線の強化」についての質問が出ている。これは恐らく、現状単線で残っている区間(玉川上水~武蔵砂川、西武立川~拝島)の複線化やラッシュ時の田無準急の拝島線への延長等が考えられるが、「輸送力から見て不要」と回答している。

最後に飯能線と車両基地についての質問。飯能線とは元鍛冶~東飯能をショートカットする為の短絡線で貨物輸送が目的で計画されたが、現状は旅客の減少もあり、計画そのものが無くなっている。車両基地については「周辺道路を整備している」と回答しているが、どこの車両基地なのかが不明だが、考えられるのは安比名線(休止中)ぐらいだが、現状、とても復活しそうには見えないが。